歯ブラシの動かし方の基本はこれです!
2020.11.13
(2020年11月13日更新)
こんにちは。
安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。
先日、お口の中を常に清潔に保つには?で、最後にプラークが取れて歯ぐきを傷つけない歯みがきの方法をお話するといいました。
今回はこの方法を説明したいと思います。
前回とにかくがむしゃらに磨くということをお話しました。
歯みがきの習慣がついてない人はまずそれをつけるということで、とにかく磨いてほしいのです。
そして習慣がついてきたら、もっと能率よく、なおかつ歯ぐきを痛めない方法を身につけることがいいと思います。
歯みがきの仕方にいろいろな名前がつけられています。縦磨き法、横磨き法、ローリング法、スクラビング法チャーターズ法など。
それぞれの歯ブラシの動かし方は8月にここでお話したので、ここでは原則をお話したいと思います。
その1、毛先を歯面に直角に当てる
やはり汚れを取るには歯の面に対して直角に当てるのが一番能率がいいです。
その2、軽い力で動かす
歯ブラシの毛先の力の入れ方は強いほどいいというものではありません。
ただ弱すぎてもプラークは取れませんのである程度の力は必要です。
強すぎると歯ぐきを傷つけてしまいます。また歯ぐきの病的な退縮を起こしてしまいます。
歯ブラシの持ち方も鉛筆持ちにすると適度な力になっていいと思います。
その3、小刻みに動かす
大きく動かすと歯と歯ぐきに間の溝、歯面の溝のところは毛先が滑って届かず、プラークが取れません。
動かす幅は約5mm~20mmくらいでしょう。
1回に1~2本づつ、20回ぐらい往復するといいと思います
いかがでしょうか?一度実践してみてください!
なお、歯ブラシもそれなりにしっかりしたものを使いましょう。
毛先がへたっていたり長期間使用したものは交換してください。
がんばって磨いていくと歯肉が引き締まり、健康なお口を保つことができます。
わからないことがありましたら是非当院へご相談ください!
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