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新型コロナ感染症流行での受診控えはもう古い!積極的な歯科健診を!

2021.12.18

『オミクロン変異株の新型コロナがはやりかかっているけれど、歯科は大丈夫?』

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

世の中にはまだ新型コロナ感染症で受診を控えておられる方が少なからずおられるようです

 

新型コロナウイルス感染の発生は2020年3月だったと思います。

当時は病態がはっきりせず、エアロゾル感染の懸念から、緊急事態宣言下では、当院ではとりあえず、各種健診を延期するようお願いをしていました。

その他、歯科でも待合室が三密になりやすい、口から感染する心配などが当時言われた影響で、受診控えが続いてしまっている方がおられます。

そのような方は宣言解除後も来院申し込みがない限り健診などの復活はなかなか難しいようです。

しかし、過度な受診控えは歯科でも健康上でのリスクを高めてしまう可能性があります

 

歯の痛み、歯肉の腫れなどの症状があっても、歯科についても病気は待ってくれません。

必要な受診を控えると最適な治療が受けられなくなる可能性があります。

特に歯科の場合は自覚症状が現れにくいのです。

健康な生活のためには、お口の健康管理も重要です。

これを怠り、定期的な管理が中断してしまうと、気が付いた時には口の中が不潔になっていたり、う蝕(むし歯)や歯周病が悪化したりします。

そして高齢者では、お口のケアが十分にできないことで、 誤嚥性肺炎のリスクが高くなってしまうおそれがあります。

むしろ.感染予防のためにはお口の健康管理をすることが、新型コロナウイルス感染の予防になるのです。

口の中にはいろいろな微生物が存在しています。

この口の中に新型コロナウイルスが存在していてもお口を清潔に保つことで新型コロナ感染予防になるのです。

ですから受診控えをするより、お口の健康管理をするほうがずっと予防効果は高いのです。

 

 

最近、新型コロナ感染症で受診控えをされておられた方が来院されました。

なぜ来院したかお聞きすると、歯が痛くなったからとのこと。

お口の中を見てみると、歯の神経に達するような大きなむし歯ができていました。

この方は新型コロナ感染症流行前はちゃんと定期歯科健診に来られていました。

コロナ感染症流行でもちゃんと定期歯科健診に来られたらこんなことにはならなかったのではないかと思うと、残念でなりません。

 

いかがでしょうか。

現在、オミクロン変異株が流行しかかっています。

しかし、厚生労働省では医療機関に感染防止対策の徹底をお願いしています。当院でも院内感染防止のガイドライン等に基づき、感染対策に取り組んでいます。

新型コロナ感染症で健診の機会が一度切れてしまった方でも、再度連絡をください。

再び定期歯科健診ができるようにしたいと思います。