ここ10年間歯医者に行っていないけれど一度見てもらったほうがいいの？

大人になってから歯医者へ行ったことがないけれど、なにかまずいことがあるの？

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

最近当院で来院される患者さんに長期間歯医者に行ったことのない人が目立ってきています。

ここのところチョット目立ちますので、考えてみようと思います。

まず、なぜ歯医者へ行きたがらないのか理由を考えてみましょう。

そうすると以下のようなことがあろうかと思います。

１，忙しい。

２，歯医者が遠い

３，歯医者を探すのがめんどうだ。

４，そんなに痛くない。

５，目立つわけでもない。まだだいじょうぶ。

６，普段は忘れているくらいだ。

７，歯医者に行くと痛い治療をされる。

８，歯医者に行くとお金がかかる。

９，とにかく歯医者が嫌い。

それぞれについて考えてみましょう。

１、忙しい。

世の中仕事を持たれておられる方々は多忙な方が多いと思います。

その忙しさに紛れて歯医者に行けないというのが理由かと思われます。

歯やお口の病気は一刻を争う場合は少ないと思います。

中にはものが噛めない、自発痛があるという方もおられ、このような方は早速歯医者に来られます。

しかし、歯の病気の初期のころは自覚症状はあまりありません。

またすぐに命にかかわることもありません。

その上、仕事が多忙なので、歯の治療をついつい後回しにしてしまうのです。

それが続くと、実際に歯医者に行くのはかなり先になってしまいます。

２，歯医者が遠い。

遠いというのは時間的か、または距離的か？

距離で行くと、最近は歯科医院が増えてきています。今が歯科医院の数のピークかもしれません。

時間的には、いろいろな都合により歯科医院の会員時間に行けないのかもしれません。

時間を空けるのはなかなか大変かと思いますが、是非とも歯医者に行く時間は特別に確保してほしいものです。

３、歯医者を探すのが面倒だ。

最近は電子通信の時代です。インターネットが浸透しています。

その中でもホームページにはかなりの歯科医院が掲出しています。

是非検索エンジンで歯医者または歯科医院で検索して自分の生活スタイルに合った歯科医院を探してほしいと思います。

当院でもHPを見て来院した方が増えています。

４、そんなに痛くない、目立つわけでもない

確かに歯の病気の初期のころは自覚症状はあまりありません。

しかし、歯の病気は放置して治ることはあまりありません。

噛み合わせ、生活などに支障が出るような症状が出る前に歯医者さんに診て貰ったほうがいいと思います。

５，まだだいじょうぶ。

病気は素人判断で考えるのは非常に危険です。

特に歯科は歯科特有の症状が出ることがあります。

何かありましたら歯科医院にご相談ください。（続く）