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歯科医院のクラスターゼロ?何かある!?

2021.01.25

『なんで歯科医院でコロナでないの?』

『歯科医院って、クラスターになりそうだけど、何でゼロ?』

(2020年1月25日更新)

こんにちは。 安城市の神谷歯科医院、院長の神谷繁彦です。

大阪府知事の吉村さんが

大阪には5500もの歯科医院があるが、クラスター発生はゼロ。感染対策のたまものと思うが何かある?

と言われました。

 

なぜ歯科医院でクラスターが出にくいのか、くどいですが、再度お話しします。

①歯科医院は元から感染対策をしている

歯科医院は口腔内を触るため、B型肝炎、HIVなどウイルス感染に対して、元から対策を行なっています。

仮にコロナ患者が来院したとしても、ウイルスが広がりにくい環境となっています。

 

②予約制なので密にならない

歯医者は、内科などの他の科に比べ、予約制である事がほとんどです。

歯科治療は、歯を削ったりクリーニングをしたりと、治療行為が伴います。

一人一人間隔を空けて予約をとるため、待合室で密になりにくく、クラスターになりにくいと考えます。

 

③バキュームを常に使用

歯科治療時は、水が飛ぶためバキュームという空気を吸う装置を使用しています。

バキュームを使うことで、空気や霧が常に吸引されるため、ウイルスが停滞しにくいと考えられます。

また、施設基準の一つに『口腔外バキューム』という装置が項目にあります。

口腔内を削っている時だけでなく、口の外でも空気やチリを吸っています。

常に空気がキレイな状態に保つように、日々心がけています。

 

④細かな器具も全て滅菌

歯科器具は、口の中に触れるため、どんな小さな器具も滅菌しています。

もしも、コロナ患者の診療を行ったとしても、すぐに滅菌器にかけられるため、安全に治療が受けられます。

 

⑤口の中をキレイにしている

歯医者のスタッフは、歯磨きを1にち3回するなど、多くが口の中をキレイにする意識が高いといえます。

口の中をキレイにすると、細菌やウイルスを体内に入りにくくなるため、ウイルス感染や肺炎になりにくいと考えられます。

 

いかがでしょうか?

歯科医院では、元から3密になりにくい環境がそろっています。

また、歯科医院によっては、空気清浄機を何台も完備するなど、さまざまな対策を行なっています。

 

だからといって、クラスターが起きないとは言いきれません。

 

歯磨きやうがいなどで、口の中をキレイにすることは、感染対策において非常に重要です。

イソジンなどのうがい薬も効果的かと思います。

コロナに感染しない、移さないを心がけて、皆さんで乗り越えていきましょう。

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