歯周ポケットとは?お口のお手入れについて
2020.08.25
こんにちは。神谷歯科医院院長神谷繁彦です。
歯科医院に行くとよく歯周ポケットという言葉を耳にすることがあるかと思います。
今回は歯周ポケット、及び歯周病についてお話しします。
まず歯周ポケットについてです。
歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目にある隙間の溝のことを言います。
この隙間に汚れ(プラーク)がたまりやすいのです。プラークの中には歯周病菌が混ざっています。その歯周病菌が出す毒素により、歯肉に炎症が起きます。
歯肉の炎症(腫れや痛み、出血など)が大きくなると、その歯周病菌が歯を支えている組織(歯周組織)に侵入して、骨や歯茎が徐々に破壊され、最後には歯が揺れ始め歯が抜けてしまいます。
歯周病が進行しないようにする対策を3つ紹介します。
1.丁寧にブラッシングする
忙しいと中々しっかりブラッシングする事が出来ない場合が多いと思います。
特に歯と歯の間は、普通の歯ブラシでは届かない事が多い為、糸ようじ(フロス)や歯間ブラシにて綺麗にする必要があります。
また、プラークがしっかり落とせるような歯みがきの仕方もあります。(後日説明します)
2.定期的に歯周ポケットを測定する
定期的に歯科医院でポケットの状態を確認することも重要です。プローブと呼ばれるメモリの付いた細い針のようなものでポケットの深さを測ります。正常では2~3mmですが、炎症が起きると4mm以上になってきます。手入れをすれば炎症は収まり、元の深さに戻ってきます。
3.歯科医院で歯石を取る
歯の周りについた歯石を取る事も重要です。
歯の表面に着いたプラークは放っておくと固まって歯石になります。歯石になると歯みがきでは取れません。そしてその上に汚れがさらに付きやすくなり、歯周病がより進行する原因になります。
どうしても歯石が付きやすいので、定期的に歯石を取る必要があります。
歯磨き時に出血した経験が有れば、歯周病の可能があります。
歯周ポケットの深さに関しては、歯科医院にて測定します。
歯磨き時に出血が気になる方は、一度健診に来られてはいかがでしょうか?
そして定期的にお口のクリーニングをしてみてはいかがでしょうか?
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