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ホントは歯を抜きたくない!-抜かざるを得ない歯、残せる歯―

2021.10.17

『歯を抜きたくないけれど何とか残せませんか?』

『どうしても歯は抜きたくない!』

こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。

歯医者へ行くとガタガタになった歯はホイホイ抜く-、そんな話をちらりと聞きました。

私は特に最近は決してホイホイとは抜歯はしていません。

エックス線写真、その他の情報を勘案して、可能な限り抜歯しないように心がけています。

しかし。様子を見て、こりゃだめだ!というのも中には存在します。

じゃあどういう場合に抜歯するか?

下に条件を掲げておきます。。

  • むし歯がひどく進行して歯ぐき下に歯の根だけが残っている状態

むし歯が進行してしまって、歯の頭(歯冠部)が崩壊してしまっても、根の治療を行って、土台を立てることでかぶせ物をしたり、入れ歯の支えとすることは可能です。

しかしあまりに崩壊が進みすぎると歯の長さがあってもかぶせ物の土台が抜けやすかったりすることもあり、土台を立てても抜けてしまいやすいのです。

お口の清潔のためにも、体の負担軽減のためにも抜歯した方が良いでしょう。

  • 根の状態が悪く、治療で改善しない

歯の頭の方のむし歯があまり進んでいなくても、歯の根の内側のむし歯が進んでしまい、根の治療で改善しない時があります。特に歯の根の厚みが薄い、ひびが入るなどの原因でかむ力に耐えられない状態なら抜歯せざるを得ません。

  • 重度の歯周病

むし歯には全くなっていないきれいな歯でも歯周病が進行してしまうと、根を支えている骨が失われ、大きく揺れたり病巣を抱えるなどで炎症の元になっていることがあります。歯周病で歯を支えている骨を失った場合は抜歯した方が良いことも多いのです。

  • 仕事をしていない親知らず

親知らずは、必ず抜かなければいけないわけではありません。残す条件としては、ちゃんと上下で噛む働きをしている、なおかつ手入れがしっかりできているのを条件に残しています。歯の周囲が腫れてしまった、またはむし歯になってしまって治療が難しというときは抜歯適応となります。

 

 いかがでしょうか。

歯は抜いてしまうと、もう元には

抜く可能性にところはどのように治療していくか、担当医と相談して方針を決めたうえで処置を決めることが大事です。