歯周病は万病の元!その2ー歯ぐきだけではおさまらない!!!
2021.04.03
こんにちは。安城市の神谷歯科医院院長の神谷繁彦です。
前に歯周病についてお話しし、歯の周囲の炎症について述べました。
しかし、歯周病の影響は歯の周りだけではありません。
大阪大学の天野敦雄教授によると感染性の歯周病もあるとのことです。
こちらのほうが恐ろしいかもしれません。
全身の病気の原因かもしれません。
口の中は、体の中では細菌の種類が一番多く住んでいるところです。
よっていろいろな細菌がおり、むし歯を引き起こしやすい金、歯ぐきに炎症を起こさせる菌などがうようよしています。
特に気を付けなければいけないのが血液につく細菌ということだそうことです。
この細菌の存在で気を付けなければいけない病気があります。
一番は糖尿病です。
糖尿病と歯周病は車の両輪といわれるほど相関性が高く、歯周病治療でHbA1cが0.6%下がるという研究結果があります。
最近の糖尿病の診断は、血糖値では食事などで数値が左右されるため。代謝物質であるHbA1cの数値がよく使われます。
次に疑われる疾患はリウマチかと思います。
リウマチとは本来なら体内に侵入した細菌などをやっつける免疫機能が誤って自分の臓器を攻撃してしまう疾患です。
よく起こるのは関節、心臓などです。
そのほか、動脈硬化、骨粗しょう症、大腸がん、認知症、など、広範囲に及びます。
これらの病気を起こす細菌はポルフィロモス・ジンジバリス(Pg菌)という細菌が主であるのですが、その中に作用の強い菌、作用の弱い菌があり、それが症状の強弱に影響しているようです。
いかがでしょうか。
全身の健康状態を保つためにもお口の中を清潔にすることは非常に大切です。
大きな病気にならないようしっかり歯磨きしてください!
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