唾液は生きた薬?免疫成分がたっぷり!!
2021.01.27
『コロナが心配だから、免疫力を上げたい!』
『免疫力を高めるにはどうすればいいの?』
こんにちは。 安城市の神谷歯科医院、院長の神谷繁彦です。
皆さんは、唾液に免疫成分が入っていることはご存知ですか?
今回は、唾液の成分についてお話しします。
一言唾液と言っても単純にお口の中を湿らせているだけでありません。
唾液の性状、成分などからいろいろな働きをします。
唾液の作用は以下の7つです。
①消化作用
②潤滑作用
③免疫作用
④味覚作用
⑤自浄作用
⑥再石灰化作用
⑦緩衝作用
PCR検査に唾液を使うなど、新型コロナ感染症と唾液は深いかかわりがありますので、
今回はこの中で免疫作用について深くみていきましょう。
免疫作用の有効成分は主に3つです!
①リゾチーム
②ラクトフェリン
③免疫グロブリン
リゾチームは酵素の一つで、細菌の細胞壁を壊してくれます。
細胞壁を持つ多くの菌に対して、増殖阻害作用があります。
ラクトフェリンは、細菌にくっつき細胞の発育を阻害します。
最後に免疫グロブリンです。
唾液中には、IgAという免疫グロブリンが存在します。
このIgAは、侵入してきた病原体にくっつき、無力化する免疫成分です。
また、IgAは特定の細菌やウイルスに効くわけではなく、様々な病原体に効果があります。
いかがでしょうか?
唾液をたくさん出す事で、ウイルスや細菌に感染しにくくなります。
現在猛威をふるっている、新型コロナウイルスにも効果が期待されます。
唾液腺マッサージやしっかり噛んで食べることにより、ウイルス感染から身を守りましょう。
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