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昔つめたところが変色! これってむし歯?

2021.01.05

『昔詰めた所が黒くなった』

『詰めた所が、黄色に変色してきた』

 

(2021年1月5日更新)

こんにちは。

安城市の神谷歯科医院、院長の神谷繁彦です。

昔つめた所が色が変わってきた、なんて経験はありませんか?

黒くなってくると、むし歯じゃないか心配ですよね。

 

今回は、つめ物の変色についてお話します。

 

プラスチックのつめ物とは?

光を当てて固まるつめ物をした経験はありませんか?

これはコンポジットレジンと言って、プラスチックを光で当てて、削った所をつめています。

型をとる必要がなく、自由に形作れるため、1日で治すことができます。

 

割れやすい、すり減りしやすい、変色しやすい

プラスチックの材料なので、汚れが付着しやすく、セラミック治療に比べて変色しやすい点も特徴です。

また、大きな穴につめると、強度が弱く、すり減りしやすいため、割れたりへこんだりするリスクがあります。

その上、色素を吸うなどで長期間で変色しやすいのです。

 

黒くなってきたらむし歯なの?

プラスチックが変色してくると、歯とつめ物の境が黒ずんでくることがあります。

これは、つめた境目が隙間になり、着色するために起こります。

穴になって中にむし歯がなければ、無理にやりかえる必要はありません。

変色だけなら、磨けばキレイになる場合も多数あります。

『見た目が気になる』『最近しみるようになった』など、気になれば歯医者で相談してみましょう。

 

いかがでしょうか。

プラスチックのつめ物は、通常では保険が効き、治療したその日に治る良い方法です。

つめた所の変色が気になる方は、つめ替えや磨くことでキレイにすることもできます。

一度歯科医院で相談してみてはいかがでしょうか?